しゃぶしゃぶ

NEWSとJUMPと嵐

BLAST in Miyagi 9月19日 コンサートレポ

レポというかただの感想でしかないですけど、ほぼ自分の為のような内容になってしまうと思いますが、綴っておきます。メモを全く取らない人間なので記憶違い、そもそも見間違い思い違い勘違いがあると思います。悪しからず。


【OP】
水彩画のイラストで作られた映像、柔らかくて優しくてあったかかった。宮城をイメージしたのか、嵐さんの宮城への想いがそうなのか。
宮城のお魚から釣りをする大野君、宮城の稲穂から中華鍋で炒飯を炒める相葉君、緑色の線で描かれた宮城県地図の縁が伸びて「植物に繋がるのかな」と思ったらまさかのずんだずんだな翔君、ゲームしながらゴーカートみたいな小ちゃい車に乗ってこちらににこっと微笑みかけるにの、ただただカッコよく登場した潤君、そんな彼らを繋げていったのは1羽の白い鳥でした。
最後に5人の写真が出てくるんだけど、嵐ちゃんマーク型のモニターでは相葉君の顔が見切れていて「あ、相葉くーんッ!」ってなった。
ていうかゴーカートのにのね!ぎゃんかわ…ッ!何でゴーカートなの!?いやにのが乗っていた小ちゃい車が「ゴーカート」なのかは分かんないけど!八木山ベニーランドですか!?可愛い!にの可愛い!

どう登場するのか期待値MAXのタイミングで、真ん中の一番大きな嵐ちゃんマーク型モニターのてっぺんに現れた嵐。無表情に遠くを見るみんなカッコ良かった。
ワイハが流れて、モニターには映ってるけど望遠鏡覗いた方がいいかな、て思った時嵐がさっと飛び降りて驚いた瞬間火薬とともに5方向に伸びた花道の先のサイドステージから5人がそれぞれ飛び出して来て、その瞬間に会場の心を嵐がガッチリ掴んだのを感じた。嵐ィイィイィィィッ!ぎゃっごいぃいぃいぃぃッ!!!何今のどうやって移動したの…ッ!!
天井席だった私の下のほーうには相葉君が!すっごい遠いけど相葉君がカッコよくてスタイル良くてカッコいいのは分かった!いや、感じた!どの歌だったか最早覚えてないけど、翔君が来た時手足を全力で振って踊る様子には「ピコピコ」と擬音が聞こえた。お人形さんみたいだった。オルゴール人形みたいだった。翔君可愛かった…

【Happiness】
センターステージ上空に吊るされた巨大な銀色のスライム、装飾かと思ったらフライング装置だった。スタンド内に仕掛けがあるようには見えなかったので、「今回は上の方には接近なしかぁ」と勝手に残念がってた故、度肝抜かれた。嵐のステージでただの装飾で配置されるものなどないんだね…!やっぱり天井までは来なかったし、フライングは右側(客席から見て)だけだったけど、発想と装置が凄すぎてそんな偏りは瑣末なことだ…!嵐すげぇ…!面白い!楽しい!
JUMPくんたちコンサート中のマジックってこうやって取り入れるんだよ…!て上から目線なちょう大きなお世話なことを思った!ごめんなさい!

【挨拶】
まさかのシャッフル…!そうキタかーーーッ!て膝打った。なんなの嵐…宮城で新しいことやってくれすぎ…面白いこと採用してくれすぎ…
相葉君の挨拶をするにの、生き生きしてたなぁ…楽しそうだったなぁ…うぅッ、どうやって割り振ったのかは知らないけど、にの、良かったね…
みんなそれぞれのメンバーの物真似が若干入ってて面白かった。特に大野君の高音の「はーあーいっ」をやる為喉の調子を整える潤君、翔君の最後の英語をちょうカタカナ英語で言い切って最大級のドヤ顔する大野君、可愛かったぁ…

【じゃなくて】
相葉雅紀ィーーーッ!!!ヒッ…ヒィーーーッ!!!
しかなかった。相葉君ソロの間、ずっと悲鳴を上げてた。心の中で。ダメージジーンズ、解かれたネクタイ然とした金色のラインの入った青いワイシャツ、赤い花束。椅子に乗り上げ己の体重で押し倒すこと続けて3回、好きな人に「友達」としか思われていない報われなさに「やれやれ」って余裕ありそうな態度をとってみせる大人の男。『じゃなくて』の主人公、歳とってた。おんなじ「僕」かは分かんないけど、20代から30代になってた…
相葉君、表現力がすごかった。演出ありきじゃなかった。相葉君が表現することで成り立つステージだった。すごい…相葉君、すごい…白と黒のエナメル質っぽい靴でタップダンス踏む相葉君、細い腰、チラチラ覗く肌、ヤバすぎる…

【20825日目の曲】
ボロ泣きしてた…「俺はさ、あなたの息子で。あなたはそう俺の親であって。たまたまかも知れないけど、それだけは唯一の誇りで」私はそんな達観にまでは至ってないけど私がいることで彼女の晩年が寂しいものにならないなら一緒にいようと思ってる…ッ とちょう個人的な理由で泣いてたらまさかの歌詞間違い。にのーッ!このっ にのッ!笑わせてくれてありがとうッ!
「間違えてないですよ?」
「足んないんじゃないの?足んないからそう聞こえるんだよ」
言いがかり!
次の曲で出てきた潤君がぐだぐだ言ってるにのを指差しててそれに素知らぬ顔のにの、末ズ!
MCでも散々イジられてたけど、「2007年」「8年ぶり」がごっちゃになって「7年振り」って間違え続けるにの可愛かったし、「私の歌はそんなに経ってないか」って自分で気づくにの愛しい。

【感謝カンゲキ雨嵐】
地元の2つの高校の合唱部とのコラボ。映像では宮城の方々がスケッチブックにメッセージを書いて未来への希望を教えてくれる。こんなに多くの地元の方に協力してもらってたのに、全く漏れなかったその情報規制。近くでお嬢さん方が「えーッ」て驚いてて、もしかしたらその高校の子だったのかもしれない。部員外の生徒にすら漏れないようにされてたのかもしれない。知らないけど。
ごめんなさい、大野君のことを思った。
私はヲタ用以外では発信しないアナログ人間ですが、友人のFBのお友達の投稿見てると、たぶん、コンプライアンスに配慮しながらSNSを利用してる人はそんなにはいない。たぶん、個人情報とか気にせず「イイ」と思ったもの、「見て!」て思ったものを気兼ねなく投稿するのが今時の「普通」だ。
自由になりたい時期があった大野君、そういうゆるい「普通」さを持ってるのが良かったのかな。いや、何が「本当」かなんて分からないし、それはファンは知らなくていいことだけど。それでも想像してしまう。若い人のぬるい「普通」が側にあって、大野君は少しは自由だったのかな。
プロである以上、どうすべきだったかは議論の余地はないと私は思うけど、こんな見事な情報規制に囲まれた中で自由になりたい時期を経て嵐でいることに後悔はない今の大野君が、そういう人を(たぶん)選んだいたこと、そしてその結果、、、、、
フライデー滅びろ(客観性なし)。
高校生の合唱と嵐との綺麗な歌声を聴きながら、ここにいる大野君以外の何を求めるんだろうな、って思った。
そして歌終了後、MCなんだかなんなんだか分からないぐだぐださ。翔君可愛い。
「MCはまだ早いだろーっ!?」て盛り上げる潤君。カッコいい。

【ハダシの未来】
キラキラしたメンバーカラーの法被で登場して我々にも踊りを指導する磁石。振りの見本役のにのと、説明の翔君。マイクは脇差しにしてるにのがお話ししたい時マイクを取っていちいちしまうの可愛かった。
盆踊りver.の『ハダシの未来』おんなじ振りを延々するのは正直途中で飽きたw でもステージのお祭り感、なんだか紅白っぽくて楽しかった。

【Carnival night part2】
宮城のスズメ踊りとのコラボver.!扇子をヒラヒラさせる踊り、見た目が華やかでステージ映えする!何より嵐が楽しそうだった〜。これが宮城のカーニバルか〜、47都道府県ver.やってくれ〜、て思った。

【Come back to me】
会場の照明が消えてペンラの海となり、天井席からの景色があまりに綺麗で感嘆した。周りからも歓声が聞こえた。そして曲の出だし、MJ Walkが見れるのか!?きっとレベルアップしてるんだろうな!どこ歩くんだろう!と思ったら、まさかの、飛んだ。潤君、飛んだ。およそ人間界の動物でない飛行をしていた。私はその様を眼下にして全体を見ていたけれども、なんだこれ…アイドルどころか人間の範疇越えてる…エンターテイメントを極めると人は人の殻を脱ぐのか…潤君てなんだ…いや、それは愚問だ…あれは「松本潤」だ…「アイドル」にも「人」にも「天使」にもその枠に捉われない、「松本潤」だ…きっといつの日か彼はワイヤーにすら捉われず宙を舞う…

【Hip pop Boogie chapterⅡ】
潤君に圧倒された会場に響く翔君の歌声。伴奏なしで始まった『Hip pop Boogie』相葉君、潤君のクオリティを経て(にのは可愛いかった)、翔君もぶっこんでくるはずだと期待しかなかったら、『chapterⅡ』。歌詞書き換えるヤツだ…!と鳥肌立ったらまさしくだった。既存の世界へ果敢に挑む貪欲な若い挑戦者が、余裕と愛を持ってでも譲れない自己を持った大人になって新しい世界を目指してる。それが『capterⅡ』か…Ⅲ、Ⅳと続くのかと思わせる憎いタイトルだ。ボロ泣きした。

【アクセントダンス】
音ともに始まった映像、木の芽吹きかと思わせたところで巻き戻り、成長するのか、戻るのか、どっちだと苛立たしくなったところで分かった、これは『Endless Game』。苦しみから抜け出せないけど希望を求める歌。映像には戦争の写真も差し込まれていた。そして『Believe』のラップ、『Monster』『You eyes』、『One Love』、『Bleathless』、そして『Sakura』。大木がMVを思わせる紫の配色で枯れ木から回復していく様を見せる映像。まだ木が息を吹き返しただけだけど、誕生から苦悩を経て生へ繋げる嵐が好きだ。
このアクセントダンスを見て、私は嵐のダンスそのものでなく、嵐がダンスで表現しようとするものが好きだと改めて思った。ダンスで物語を紡ぐ嵐が好きだ。誰か一人じゃなく、嵐だけじゃなく、空間全てでダンスという手法で表現する嵐が好きだ。

【A・RA・SHI】
再びフライングする嵐。籠を揺らされてラップ中なのに「止めろぉっ」「止めなさいっ!」と必死な翔君、可愛かった…
どの歌かは忘れたけどにのがぴょこぴょこしてて、ぶんぶんお手振りしてて、「ああ、楽しいんだな」って伺えて、幸せもらった…。にのは最後の挨拶で「みんな元気になったらいいじゃん」て言ってたけど、たぶん「みんな」ににの自身は含まれないけど「嵐の4人」は含まれてるんだろうなって思って、ホント「みんな」に元気になって欲しいんだなって、「難しいことは分かんないけど」っていうのがギリギリの本音かなって、穿ち過ぎかもしれないけどそんなことを思った。

『Sakura』で息を吹き返した大木と世界が鮮やかに青く緑を取り戻す映像。その大木に止まった1羽の白い鳥は、OP映像で嵐を繋げていた1羽だろうか。映像演出も無駄にしない嵐、隙がない…



嵐にここまで演出される宮城、羨ましい…「その地でやる意味」をコンサートでがつんと見せつける嵐、カッコいい。本当に「BLAST」がシリーズ化したらいいなと思う。「嵐」と「ファン」だけの「嵐フェス」でなく、「地元」も巻き込む「BLAST」へシフトさせた嵐の望みを想う。復興支援と、地方再生と、96億円…
招致から始まるなら今後どうなるか分からないけど。

嵐は会場を一つにするのが自然で巧み。「一緒に踊る」とか分かりやすいアクションだけじゃなく、夜の暗さの中、ペンラがどれほど綺麗か、それを持ってるのは我々で、その綺麗さに重ねて照明を演出してくれる粋。望遠鏡で一点だけ見るのは勿体なくてやっぱりできなかった。
おんなじ曲をやっててもいろんな演出で味をつけてくれるから、毎年毎年入りたいなと思う。…いろんな都合で毎年は入れないけど。


残りの公演もレポが楽しみです。事故なくトラブルなく無事終えられますように。早くBDが観たい!!!