しゃぶしゃぶ

NEWSとJUMPと嵐

原作『僕らのごはんは明日で待ってる』

帯にも「優しい恋の物語」とあったのでそのまま恋の話かと思ってたら、家族のお話でした。
お父さんとお母さんと子供が当たり前にいる、そういう「普通の家庭」とはちょっと違う環境で育った二人が、家族に対するそれぞれのこだわりと寂しさを時間をかけて少しずつ知っていき、二人なりの「家族」になっていく話。

裕翔君はまた自分の中で悶々と思い悩む役なんですねー!
りばちゃんとはタイプがずいぶん違うけど、「泣いて笑って温かい」ストーリーだけど、内に閉じこもって「途方にくれるのは趣味で実益」とか言っちゃうちょっと暗い青年!
こんなに爽やかで綺麗でカッコイイのに内向きな役がきちゃう裕翔君んんんんん!

でも葉山君を裕翔君で想像するのとっても容易かった…!
お兄さんを亡くして以来周りと触れ合うことを止めて、人が死ぬ小説ばかりを読んでいる葉山君。それは具体的な答えを知りたいからで、曰く「死んでしまった人の持ち物を使っていいのか」「家族の話題にどれくらい乗せていいのか」「友達に公表すべきか」…
思い悩み方もきっちりかっちりしてるのが裕翔君っぽい。
彼女と喧嘩して衝動的にタイへ自分探しの旅に行っても単身乗り込まずツアー参加しちゃうし、寺院で自分を見つめようとしても「えっと、なんだっけ。まずは、俺がどんなやつかってことを考えよう」って真面目さが天然みたいになっちゃってるし、はぁーーーー裕翔君だーーーーー!

ピングレは青春真っ只中のキラキラ裕翔君も見れたけど、どちらかというと際どくてボロボロでセクシーで危ない裕翔君を堪能できる主演作だったなって思う。
ぼくごはどうなるんだろう!
あったかくって優しくってほっこりする映画かな〜。
わたし邦画でそういうコンセプトの映画って期待持てないんですけど(突然の悪口)、ぼくごはは面白い映画だといいな〜。
ピングレはいろいろ意見が挙がってて、「それはそれでいい映画だと思う」って意見も見たけど、やっぱり単純に「面白かった!」って声で溢れかえるほうが嬉しい。
裕翔君の主演作だよ!「裕翔君かっこよかった」「映画も面白かった」って気持ちで埋め尽くされてるほうがいいに決まってる。
ぼくごはは面白い映画だといいな〜。
原作は二人の関係を綴ることが中心であまり生活感を感じない描写だったので、全体としてふんわりした印象だから、実写にするの難しそうだと思った。
タイトルに「ごはん」とあるわりに食べ物は「ケンタッキー」と「ポカリ」の印象が強いし、映画は美味しそうなごはんがたくさん出てきたらいいな(個人的な趣味)。

ピングレの雑誌祭りはセクシーショットが多かったけど、ぼくごはの雑誌祭りはどんなお写真になるのかも楽しみです。
また1年、公開までわくわくできるなんて幸せだな!